◆副作用モニター報告のおおまかな流れ◆
新規院所でのプログラムセットアップ~副作用発生~全国集約~情報提供までのおおまかな流れを解説します。
Ⅰ.副作用入力プログラムのセットアップ
1.全日本民医連より、院所コードをもらう。
2.副作用モニタプログラムのセットアップ
Ⅱ.院所での副作用入力
1.院所にて副作用(疑い)発生
2.副作用入力プログラムに症例を入力
操作マニュアルを参照して症例を入力してください。
また、こちらの入力上の注意点もあわせてご覧ください。
3.DI会議など院所内の症例検討を行う。
各症例の副作用の確定度、対応、対策などを論議してください
4.法人・県連集約担当へデータ送付
検討の済んだ症例は法人または、県連の集約担当にデータを送付してください。
一覧画面にて該当症例を選択し「法人集約用書出」にて書き出した後、電子メールなどで送付してください。
入力データだけでは説明できない薬歴や、文献資料などは以下の方法でやりとりしてください。
①紙媒体のままやりとり
②紙媒体をスキャナーで取り込み、メールでやりとり
③症例、資料などはExcelやWordで作成してメールでやりとり
※いずれの場合も、郵便であれ電子メールであれ院所から症例の情報が出ることになりますので、プライバシー保護には十分配慮してください。
Ⅲ.法人・県連での集約
1.各院所・法人から送付されてきたデータを読み込み。
操作マニュアル7.集約を参照してデータの読み込みを行ってください。
2.法人・県連で症例検討(DI会議・薬事委員会など)
3.法人の場合は県連集約担当者へデータ送付
(→以降Ⅲ.県連での集約として行う)
4.県連の場合は全日本集約担当へデータ送付
電子メールでの宛先は zse@miniren.net
※院所それぞれで送らず、必ず県連で1度集約してから送付してください
Ⅳ.全日本での集約
全日本での集約は「医薬品評価委員会」が実務作業を担っています。
1.各県連から送付されたデータを読み込み
2.症例の検討会議を行う。(四半期に1度)
会議の中で重篤な副作用や注意喚起が必要なものについて論議、ピックアップを行い、民医連新聞やモニター記事として掲載をしていく。
緊急に対策を要するものについてはメーリングリストも利用する。
入力上の不備など該当県連へ連絡
3.副作用検索システムへ症例データのアップロード(年度ごと)
おおまかにこのような流れになっています。