11.よくある質問と回答

1.コンピュータに関わるよくある質問

(1)インストールは出来て、プログラムは起動できたが入力画面がはみ出てしまっている。終了ボタンもない。

  画面解像度が1024*768になっていないか、その解像度が表示できない機種です。一応はみ出しても入力可能ですが、1024*768を表示できる機種でのご使用をお勧めします。

(2)ネットワーク環境で使用するには?

  9.高度な使い方〜複数のパソコンで入力するをご覧ください

(3)ネットワークではないが、複数のPCで入力作業を行いたい。

  9.高度な使い方〜複数のパソコンで入力するをご覧ください

(4)色がおかしい

  画面のプロパティの設定で色を「High Color(16ビット)」以上にしてください

(5)パソコン内にバックアップしたデータがどこに行ったか解らなくなってしまった。

(6)インストールするのに適したパソコンの環境はどんなものですか? 推奨されるパソコン環境をご覧ください

(7)WindowsXpに対応していますか? 推奨されるパソコン環境をご覧ください

 

2.副作用入力に関わるよくある質問

2−1.副作用入力画面

    被疑薬の入力に関して

(1)薬品検索で目的の薬品が見つかりませんでした(新薬やOTCなど)。どうすればいいでしょうか

新規収載品目やOTCなどで検索できない場合は商品名薬効CDをワープロ入力してください。尚、成分名は手入力不可になっていますので、空欄のまま進めてください。

(2)漸減投与の入力はどうすればよいですか

1つの被疑薬で入力できる行は3行までです。3通り以上の用量変更のある漸減の入力は出来ません。症例上主要と思われる投与方法を入力し、詳細については、経過のポイント欄に入力してください。

    副作用の入力に関して

(3)1症例で副作用が4つ発生してしまった。入力画面では3つまでしか入力できないがどうすればいいですか?

現在の入力画面では副作用は3つまでしか登録できません。「めまい、ふらつき」の用に1つにまとめられる場合はまとめてください。まとめられない場合は、4つ目以降は別症例として同じ内容の症例を(副作用部分だけ変えて)新規登録してください。完成扱いにすると、それぞれに別の報告番号がふられてしまいます。一覧画面で片方の症例を選択して(スペースキーで赤くする必要はありません)上の方にある「報告番号変更」ボタンを押して、もう片方の報告番号にあわせて下さい。報告番号が同じものはシステム上同じ症例と解釈されます。

(4)1つの副作用症状が複数の症状分類CDに該当するような場合どのように入力するのですか?

症状分類CD入力欄は、ワープロ入力が可能です。複数の症状分類CDは「,」カンマで区切って複数記述してください。ただし、複数記述した場合は、マスター外扱いとなり、集計からは除外されます。

    その他

(5)副作用入力でまだ入力完成ではないのに、入力完成として登録してしまった。「入力中」扱いに戻したい

一覧画面から該当症例を呼び出して「入力完成」のチェックをはずしてください。そして変更登録すればOKです。ただし、報告番号を一度採ってしまった(例えば20010038番)番号は欠番になる仕組みになっていますので、次の症例が入力完成になったときは、その症例の報告番号はその次の番号(20010039番)になります

(6)ワープロ入力欄で、どうしても日本語辞書が起動しないのでひらがな、漢字が入力できない。英数字しか入らない。

他のワープロ入力欄で何か1文字漢字を入力してから、もう一度入力してみてください。それでもうまくいかないときは、今の状態で症例を一度登録をしておいて、プログラムを再起動してください。

(7)「新規登録」と「変更登録」って何ですか?

新規登録はその症例を初めて登録するときに使います。これに対して変更登録は一度登録した症例を一覧画面で呼び出して、修正した後にその変更内容を登録するために使います。

(8)修正入力して、変更登録するのを、間違えて新規登録してしまいました。どうすればいいでしょう?

新規登録すると新たに別の症例として登録されてしまい、同じ内容の症例が2つ重複して出来てしまいます。不要な方を一覧画面から呼び出して、「削除」ボタンで削除してください。

(9)入力データを削除するにはどうしたらいいですか?

入力画面の右下(F8・新規登録ボタンの上あたり)に「削除」ボタンがあります。これを押すと確認メッセージが出ますので、それに「はい」を選択するとその症例は削除されます。

2−2.一覧画面

(1)F2・法人集約用書き出し、F7・一覧印刷、F8・報告書印刷などで、「症例が1つも選択されていません」とメッセージが出てしまう。

これらの機能は、あらかじめ該当する症例をスペースキーで赤くしてから処理を開始する必要があります。

2−3.帳票類

(1)一覧印刷の症例の並び順はどのようになっていますか?

   院所CD順で同じ院所中では報告番号順になっています。

(2)報告番号が「20010012(2)」のように(2)がついているものがあります。これは何ですか?

 一覧印刷では、1つの症例でも被疑薬が複数ある場合などは行が分かれます。行が分かれて、しかもページも分かれた場合にわかりにくくなってしまっているため、複数行に分かれたものについては、()内に分かれた行の数が入ります。

(3)一覧表で被疑薬が複数ある場合など、桐のように被疑薬の部分だけ分かれて、経過などは1つにまとまらないのですか?

残念ながら帳票開発ツールの制約で、桐のように分かれた部分だけをまとめることは出来ません。その代わりとして、web書き出し機能を使うと経過などはまとまります。

(4)報告書のレイアウトはあれで決定ですか?

完全に決定ではありません。また、必要に応じて随時変更されていく予定です

 

3.複数のパソコンでの入力について

    9.高度な使い方〜複数のパソコンで入力するをご覧ください

4.その他

        (1)法人、県連などでいちいち集約するのが大変です。データを直接全日本に送るようにはならないのですか?

副作用の症例は後で利用するために、それぞれの症例について検討することが非常に重要であるといえます(後に副作用症例として利用する際に、症例検討上不可欠な検査値や症状などが欠如しているとせっかく集められた症例が、症例としての利用価値が下がってしまうことになりかねません)。そしてまた、その検討が薬剤師としての力量を向上させることにもつながっています。数多く送られてくる副作用症例の検討を全て全日本の実務担当者が行うだけの体制が現状確保できないことと、症例検討を力量向上につなげていくという意味では各院所、法人、県連それぞれの段階で検討していくことが非常に重要であり、意味のあることだと考えられます。従いまして、新システムにおいても、法人、県連で集約する流れは引き続き実施していきます。

        (2)マッキントッシュ対応にはならないのですか?

Windows以外OSとしてはMACだけでなく、Linuxなどのユーザーもいると思います。しかし開発コストとそれに見合うユーザー数を考えると、現状ではWindows版を選択せざるを得ない状況です。今後は、マルチプラットフォームでの運用を考え、webベースアプリケーションとしての方向性を考えています。しかしながら、民医連のインターネット(常時接続)環境導入の現状を考えると、まだwebベースアプリケーションは時期尚早とも考えています。

  (3)今までの桐に入力された院所のデータを新システムでも使いたいのですが。

今まで入力・集約されたデータは副作用のホームページ上で検索が可能になっていますので、そちらをご利用ください。残念ながら、今まで使用していた桐のデータを新システムに取り込むことは出来ません。ホームページ上のデータだけでは足りない場合は、データを直接ダウンロードしてご利用いただけます。それでも足りない場合(院所独自のデータが入力されているなど)は、お手数ですが、過去の環境(桐バージョン5が動く環境)を残してそこでご利用になるか、桐のWindows版を購入していただいてご利用ください。

   (4)院所CDを間違えてしまった場合の修正のしかたについて。

    院所登録を間違えていくつか症例を登録してしまった場合は、まず、環境設定で院所情報を修正し、その後に間違えて登録した症例それぞれを修正登録し直してもらう必要があります。詳しくはこちらをご覧ください。